思春期の女性の葛藤 -女性医師だからできること-
女性の思春期は、「自分」と「女性」のバランスを確立していく最初の時期
女性にとって思春期は、人生においてさまざまな場面に潜んでいる 「両立」の確率に最初にぶつかる時期とも考えられています。具体的には、思春期とは、将来的に 「わたしとしての自分」と「女性としての自分」のバランスを得るために、「わたし」と「女性」を確立していく時期でもあるのです。 その中では、自分自身の精神面のこと、身体面のことはもちろんですが、自分以外の社会的な問題も絡み合ってきます。それらを自分の中で上手に両立していくバランス感覚を掴んで自分らしさ「アイデンティティー」を成熟、進化させていきます。しかしその過程では、気持ちが不安定になりやすく、精神的な障害となって現れることも少なくありません。
女性医師だからできること、当院が大切にしていること
歯の治療は思春期の問題とは関係ない、と思う方も多いと思います。しかし、思春期のさまざまな悩みやコンプレックスは、歯科での治療で解消することもございます。また当院には、女性医師が在籍しておりますので、普段は相談しにくい、女性特有のお悩みに対しても、同じ女性としての視点で患者様に寄り添った診療を心がけております。
その他にも、診察室が個室となっているため、プライベートを重視した空間や、歯科独特な、ツーンとしたにおいや、かん高い機械の音などに配慮した、患者様がリラックスして快適に過ごしていただけるような空間づくりにも力を入れています。気になること、不安なことがあれば、診察時にご遠慮なくご相談くださいませ。
思春期の特徴や、思春期に起こりやすい摂食障害と口腔内への影響についても、過去のブログでお話させていただいています。よろしければ合わせてご覧ください。
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